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希望層
42 心身一如であることを常に意識して過ごそう
『こころのために、身体を動かそう』 「心身一如(しんしんいちにょ)」という言葉があります。これは仏教に登場する言葉で、心と身体は切り離して考えるものではなく、互いに影響し合いながら、人は生きているという意味です。 私は、この考え方を、抑... -
希望層
41 医療職は日光にあたる時間が少ない(日焼けなんか気にするな)
『医療職こそ、陽ざしを浴びよう』 日光を浴びることは、私たちの身体にとって、とても大切なことです。前の章でも触れましたが、光は体内時計を整える働きがあり、特に朝から日中に光を浴びることは、睡眠・覚醒のリズムを整えることにつながります。ま... -
希望層
40 新たな武器を得たと捉えよう
抑うつ状態を経験し、職場復帰を果たすと、以前とは少し違った景色が見えてくることがあります。少し、肝が据わったように構えられる。そんな感じです。もちろん、最初は久しぶりの職場に緊張するでしょう。仕事のペースを取り戻すまでには、時間も必要で... -
希望層
39 なぜ治癒ではなく寛解という表現なのか?
『戻り方を知っているから、怖くない』 うつ病は、再発することがあります。そして、再発を繰り返すほど、その後の再発リスクが高くなることも知られています。では、なぜ再発するのでしょうか。そこには、偏桃体を含む脳のさまざまな領域や神経回路の働き... -
希望層
38 Rebornという考え方
『戻り方を知っている』 抑うつ状態、特にうつ病では、症状が落ち着いて「治った」と思えるようになっても、医学的には「治癒」ではなく「寛解」という表現が使われることがあります。 ここで、少し驚くかもしれません。「じゃあ、元には戻らないの?」... -
希望層
37 遅れを挽回しようとするな。それは遅れではない
『あなたは、遅れているんじゃない』 症状が落ち着き、職場復帰を果たすと、今までの遅れを取り戻そうと、以前にも増して頑張ろうとしてしまいます。その気持ちは、よくわかります。休職している間に、周囲は仕事を進めている。自分だけが止まっていたよ... -
希望層
36 朝は動けないのに、夜になると動ける。抑うつ状態の日内変動
『夜の方が動ける人もいる』 非常につらい抑うつ状態でしたが、私は、症状には日内変動があることを経験しました。午前中は、まるで重力が10倍になったかのように身体が重く、起き上がることさえできない。ところが、時間がたつにつれて少しずつ身体が動... -
希望層
35 家族、友人、同僚に知っていてほしいこと
『本人は怒りっぽくなります。一時的にです。これも治まります』 抑うつ状態には、偏桃体を含む感情やストレス反応に関わる脳のネットワークが関係しています。抑うつ状態が続くと、気持ちが沈み込み、感情が平坦になったように感じることがあります。そ... -
体感中
34 復職の判断基準
『仕事ができるか。その前に、職場まで行けるか』 私が考える、復職を判断するうえでの目安があります。 焦燥感がない。 希死念慮がない。 睡眠障害がない。 食事が摂れている。 そして、 職場の様子を想起しても、胸が苦しくならない。 さらに、 通勤と... -
体感中
33 回復の要因も一つではない
『治すためにやったわけじゃなかった』 ストレスを受け止めるタンクがいっぱいになり、あふれ出てしまう。それが、私が考える抑うつ状態のイメージです。そして、そのタンクをいっぱいにしてしまう要因は、一つだけではありません。職場のことに限らず...