『あなたも戻れるよ』
絶望の夜を、何度も乗り越えてきた。苦しい焦燥感も、希死念慮も、何度も耐え抜いてきた。それでも、「もう無理かもしれない」「この苦しみには、終わりがないかもしれない」そう思ってしまうことがあります。終わりが見えない苦しさの中で、何度も何度も絶望する。そんなこともあると思います。
でもね、大丈夫だよ。あなたは戻れるよ。私は、自分自身が抑うつ状態に至るまでの道のりがあったのなら、そこから少しずつ戻っていく道のりもある。そう考えます。
すぐに戻れなくてもいい。一歩ずつでもいい。立ち止まってもいい。休みながらでいい。
だから、今は「この先ずっとこのままなのではないか」と、未来まで決めつけなくていい。今は、今日を過ごす。そして、明日を迎える。それでいい。私は、戻ることができました。だから、あなたにも伝えたい。
大丈夫。「あなたは戻れるよ」
私は、自分自身が元気な状態に戻れたなと感じることができたのは、抑うつ状態になる前に没頭していたことに再び没頭することができたときでした。無理して仕事をするという意味ではなく、好きだったこと、目標としていたスキルを身に着けるために研鑽に没入していく状態になれた時でした。
・好きだった店舗のラーメンをまた食べたいと思えるようになった。
・趣味のスポーツを再開できた。
・仕事に関するスキルを学ぶモードに再び入ったとき。
・くだらない動画をみて再び馬鹿笑いしたとき。
これらに共通しているのは誰かに「またやってみたらどう?」と勧められたわけではなく、自分の内面から湧き上がってきた意欲です。
その後、どうなったか。
不思議なことに、スポーツのスキルも仕事に関するスキルも、うつ状態になる前より向上したんですよね。決して、レベルを上げるために意気込んだわけではありません。
ただ単に、「またやりたいな」と思ったこと。
そして、取り組みに自然と没頭していたということです。

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